ボタンキョウのお花
牡丹杏
漢字で書くとこうなる
ふつうはプラムと呼ばれている
生まれて１５年過ごした家には
巨大なボタンキョウの木があった
大きな実がたわわになって
隣のお金持ちのおぼっちゃまも
よく登って食べていた
地域の他人の家の果物の木に
地域の子供が
断りも入れず登って食べても
咎める人がいない時代だった
おぼっちゃまも
食べているときに遭遇すると
「くれ」
と言うだけでOKだった
地域ぐるみで子供が育てられていて
私もその恵みに育てられた
そのボタンキョウが見事に大きく
黄金の実をつけていたので
思い出して植えてみたのが
この写真の子
３年位前からちっちゃい実をつけ始めた
果樹のお花が大好き
一番はリンゴだが
２番目はこの子を含めて
ものすごい数のお花がひしめいている
おそらく全部２番
ははは～
ところで
ボタンキョウという呼び名は
てっきり方言だと思っていた
この地方では
いろいろなものが訛っったり独特な表現になっていたりして
別な単語になっていることが多いので
調べてみないと分からないものだな～～～～
牡丹杏
なんてステキなの～
ところで
我が家にあったボタンキョウの木も含め
果樹の木に宿る魂はとてもレベルが高い
与えるために生まれてきているからだ
人にも
動物さんにも
鳥さんにも
虫さんにも
与えて
与えて
与えて
与え尽くす
生まれた家には
ものすごく大きな木が２本
ボタンキョウとイチイだ
どちらも
大人ひとりでは抱えられないくらい幹が大きかった
スルスル登って
母なる木の恵みをいただくのだが
今でもその木のぬくもり
樹肌に手をあてた感触を覚えている
木登りはこの二人の母に教えてもらった
生きるということは
与えること
黙って与え続けること
これも大好きな母たちの教えだ
その家に嫁いだ私の母も
与え好きな人だった
当時
よく家の前に
物乞いのひとや
托鉢の人が立った
母は与えないで帰したことは一度たりともなかった
地球という母
大地という母
樹木という母
実の母
そしてお太陽様という母
大宇宙を司る母
すべての母たちに
教えてもらった「与える」を生きる
全ての命のDNAは
「与える」だから
ありがとう
ありがとう
ありがとう
♡♡♡
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