vegan-support-BiNatureenの日記

愛の海の目を持つ人になる

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花が散った後の翁草



これは翁草の花の後
種が今育っているところ
こんなにおひげぼうぼうで
また別の趣があるでしょ
触るとものすごく柔らかい
そしてすべすべちゃん
最高の毛並みだ
ずっと触っていたい

真夏並みの暑さが続く
湿気のある暑さはこたえる
40度以上の温度を経験したのは
ずっと前に訪れた西インドだった
そのころは40度は日本では伝説だった
今は不思議でなくなってきた
おそるべし温暖化!

西インドの砂漠のようなところの40度は
暑かったが
意外とさわやかだったと記憶している
サボテンが生えていて
空気がギンギンしていた

インドは不思議な国で
行ける人といけない人がいると聞いたことがある
不殺生の戒律を理解する
長い歴史のある国だ
国のDNAにこの戒律が入っていて
国土はその磁場を帯びている
今回のパンデミック
インドは大きな被害を出した
聞いた話では
インドで肉が売れなくなっているという
国民と国土のDNAが眼覚め
一瞬で
核心をついたんだ

インドでは
湖に浮かぶ白いお城に泊まった
ホテルに改装された
マハラジャの夏の宮殿だったところだ
ツアーへの一人参加だったので
部屋は適当に割り振られる
相部屋のこともあれば
一人のことも
この時はひとり部屋だった
同じツアーの人々は案内されて
どんどん部屋に消えていく
私だけが
こっちへこっちへと案内され
延々と歩いて
ついには屋上に出てしまった!
騙されてない?
ちょっと焦った
屋上では日本のお菓子の大企業が
象さんを使ってCMを撮影していた
それを横目に更に広い屋上を横切る

着いた先は
屋上にあるスイートルームだった
元スイートルーム
いや元ペントハウス
なんと言ったらいいのだろう
入ったら
部屋のエントランスだけで
6畳より広かったかな~~~
大理石張りだ
部屋もだっだ広くって
大きなふかふかベッドがまた
金色の支柱とかで
え”~~~~
お風呂のタブは黒の大理石
泳げるくらい大きい
(私は泳げないが)
床は当然白の大理石
全部大理石~~~~
洗面用を含めてある蛇口はみんな金!金!金!
びっくりして
ツアー開始後知り合った何人かの部屋に走って行って
「来て来て!見て見て!」
と騒ぎ立てた
他のみなさんのお部屋は
ツインに改装された
普通のホテルの作りと同じだった
「ズルイ!ズルイ!」
ちょっと気持ちのいいコールを浴びたっけ
やっぱりさ~
昔プリンセスちゃんだったと思わない~?
こんなお部屋に案内されちゃうなんて!

この白亜のホテルから
大きく昇るピンクの朝日を見た
下を見ると
少年が
城の上から下げたロープの端を振って
壁にぶつけて音を出して
鳥よけをしていた
静かな湖はその時乾期で
城の立つ湖底が見えていて
そこに少年は立っていた
大きな黒い瞳は今も覚えている

多分
なぜか分からないが
インドの人のお顔は
私の魂の記憶に最も刻まれてるお顔だ
無条件で大好きだ
女性でも男性でも子供でも
いや
刻まれているのは目か!
あの目だ!
おっきくて真っ黒で
ものすごく澄んでいる

目といえば
この世のものと思われない目の人がいる
その目の中には
大きな海が広がっている
静かで
深くて
邪なるものの気配さえなく
いつくしみだけで満たされた海だ
あれは目じゃないな
あれは深遠な宇宙そのものだ
神が落とした最初の一滴
愛の一滴
そうしてできた愛の海だ

目は心の窓という
正しくは魂の窓だ
そして口元には品性が現れる
後ろ姿には人格が現れる
私たちは魂の存在だから
何も隠せない

種から芽を出し
花を咲かせ
種を育て
地に落ちる
それを繰り返して
私たちは本来の種に返る
作物が種どりを繰り返すと
原種に近い種に返っていくように
いつか私たちも
あの目に近づけるよう
天なる故郷の海の目を持つ母似の
そしてその母が誇れる子となれるように
今日も
一瞬
一瞬
感謝を抱きしめて生きよう




♡♡♡

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♡♡♡