フロックスのお花
フロックスの語源は
ギリシャ語のphlogos
炎が語源
花の色ゆえとも
花がいっぱい集まって
茎の先に咲くからとも
この写真の子は
ちょっと珍しい花の色（まだら）で
これからつぼみが全部開くと
炎のようになる（はず）
かなりの頭でっかちちゃん
子どもの頃には
もっと単純なピンクの花のフロックスが
いっぱい咲いていた
ここらあたりでは
「コモチザクラ」と呼んでいた
シベリア原産1種を除いて
北米原産の花だそうだ
花ことばは
「協調」
「一致」
「合意」
小さな花が集まって
ひとつのことを成すさまが
花ことばの由縁
西洋の花ことばは
「ハーモニー」
「私たちの魂は一つに結ばれている」
同じ意味あいだね～
人生はバレーボールだ
スポーツにはいろいろあって
個人競技もあるし
2人ペアのもある
チームプレーもいろいろあるが
その中で一番
バレーボールがしっくりくる
会社
学校
家族
友人の集まり
チームのそれぞれが自分の役割を分担して
相手にボールを返すまでのリレーをする
そんなバレーボール精神が
人間の営みには必須になる
いいチームには名セッターがいる
優れたアタッカーがいても
いいトスを上げるセッターがいなければ
実力を発揮できない
名セッターはムードメーカーでもある
明るく大きな声でチームを盛り上げる
セッターの一声で
うなりを上げて切り込んでくるボールに
ちょっと臆病なメンバーも
思わず飛び込む
うまく当たれば「ナイスレシーブ！」
どこかにはじき飛んでも
「ナイストライ！」
臆病さんはそれを繰り返すことで
自分を誇れるレシーバーに育つ
それぞれの個性と
それぞれの強み
それぞれの弱みを
クルクルと丸めて
美味しいお団子を作る
これがセッターの仕事だ
名セッターは
明るいだけが取り柄ではない
繊細にすべてのメンバーに目を配る
どんな変化も見逃さない
今どんな声をかけるべきか
いつかけるべきか
メンバー皆を巻き込むべきか
誰にも気づかれないように
ちょっと背中を叩いて励ますか
本能的に
なおかつ緻密にこれらをやってのける
もし何らかの人間の集まりが
うまく機能していないなら
このセッター役がいるかどうか検証すべきだろう
最もいい構図は
全員セッター意識かもしれない
役割をすべて同じようにこなすということではない
意識をセッターと同じに持つ
これだけで
チーム力は格段に上がる
目指すゴールは何か
そのために誰を攻撃に起用するか
その人にはどういうボールを上げてやれば
最高のパフォーマンスに結びつくか
誰かの弱みは
誰がどのようにフォローするか
さらに
相手のチームもよく観察しなければならない
自分のチーム同等に相手を知り尽くす
セッター意識を全員でシェアーできるチームは
また別のもので結ばれている
フロックスの花のように
ひとつに集まれているのは
その花の下にある信頼という花柄があるからだ
表面からは見えない絆があるからだ
それは一朝一夕に育つものではないが
試行錯誤して
一緒に泣き笑いして育っていく
人生はバレーボール
そう考えると
これから超える困難の壁も
ちょっと高いネットに見えてくる
自分がおちびさんでも
背の高いアタッカーに任せればいい
自分は最高のトスを上げるだけだ
自分のポジションで
最高の花形を演じよう
一人じゃないんだ
必ず超えられる
♡♡♡
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