vegan-support-BiNatureenの日記

ていねいに思いを伝える

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金水引のお花



キンミズヒキ
なんとめでたいお名前
その上
出た出た!
別名
龍牙草(リュウゲソウ)
にゃ~~~~んてすてき!
最近どこもかしこも龍だらけ!

友人に
キンミズヒキある?
って聞かれ
ないような気がしたので
大束でもらってきて植えたが
気がついたら
我が家はキンミズヒキに囲まれた
大変めでたい家だった
松の木や夏ツバキの木の下など
いたるところに咲いていた
小さな小さなお花なので
意識を向けないと
スルーしてしまう

キンミズヒキの花ことばは
「感謝の気持ち」
この子の実は
なんにでも引っ付いてしまう
「引っ付き草」と呼ばれる
このあたりでは
「バカ」という
「あ~バカをいっぱいつけてきて
どこに行ってきた?」
とか言われるのだ
私はオリコウと呼ぶけど
オリコウだから
人でも動物でも使って移動して
どんどん増える

キンミズヒキの葉が鋸葉なので
龍の牙なんだそう
他にも仙鶴草というお名前もある
なんともすごいじゃないか~
龍牙草と仙鶴草は
生薬としての
この子のお名前なのですよ
のどの痛みや口内炎に効くそうです
あせもにもいいそうで
乾燥させた茎や葉を
入浴剤として用いる
春先にはタンニンが少ないので
おひたしでも食べられる
お茶も人気なんだって
えらいもんだな~

花言葉の「感謝の気持ち」は
もちろん
キンミズヒキというお名前からついた
水引を遡ってみると
ものすごく古い
飛鳥時代
聖徳太子の命を受けて
隋にわたった小野妹子
帰るときに
贈り物に
麻の赤と白に染められた
「くれない」というひもがかけられていたそうだ
これには心がこもった贈り物という意味と
帰路の無事を祈念する意味がこめられていた

その後この麻ひもが
髪を縛る元結いに使われ
それが紙の「こより」になり
髪を結わなくなると
今の
ご祝儀の袋にかける水引に活路を開いた
ということらしい

今水引は
ものすごく手の込んだものがあって
アートになっているよね~
着物の帯締めも水引だよね~
すてきね~
着物そのものが
祝い包みで
感謝の思いを巻く
着物の最後の総仕上げ
心して
きれいに結ばねば!

感謝の思いは
口に出そう
いっぱいいっぱい出そう
「思っているからいいでしょ」
「わかるでしょ!」
ってのは怠慢
感謝も愛も
相手に伝わってナンボだからだ

日本人は得てして照屋さん
その上
以心伝心の文化だ
様々な民族が入り乱れる
人種のるつぼの国では
以心伝心はあり得ない
必ず伝える
英語は主語に「I」が座る
私をきちんと主張する
日本では
「私は私は私は」
と連発する人は間違いなく敬遠される

しかしこれからは
日本も様々な国の人に助けてもらうことになる
以心伝心が可能ならば
それはそれは美しいことだし
テレパシーが使えるなら
それは高度で
間違いなど全く起こらないだろうが
人々はまだそこまで
ピュアに回帰できていない
だから
思いを伝えるツール
コミュニケーション能力は
ものすごく重要になる

中でも感謝と愛の伝え方だ
世の中の問題は
人間関係の問題は
たいがいが
この感謝の思いが伝わっていない
愛が伝わっていないことで生じる
暴れる人は愛を感じられないから
心を閉ざす人も同じ
身近な人の愛を感じられない
社会の愛を感じられない
孤独とは
独りぼっちということじゃない
どんなに周りに人がいても
愛を感じない
それが本当の孤独だ

もともと
愛のない人
感謝の思いのない人などいないと思う
もしいるとしたら
愛を感じられない
感謝の思いを感じられないで
長い間生きてきた人が
心を固く閉ざした結果だと思う
それを融かせるのは
やはり
愛と感謝だけだ

だから
平和な世界を望むなら
ていねいに
感謝の水引をかけよう
愛の思いを美しく結んで贈ろう
相手の心に届いたかどうか
きちんと見届けよう
贈りっぱなしではいけない
「伝わっただろう」
という推測でもダメ
ちゃんと伝わったか?
ここが水引の最後の「結い」になる
愛も感謝も
相手に伝わって完結
実を結ぶ

ていねいに
ていねいに
あなたの思いを伝えよう
きれいな水引をかけて



♡♡♡

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