コルチカムのお花
このお花の和名は
イヌサフラン
アキズイセンとも言う
きれいなお花だよね
この子は変わっていて
春に葉っぱが出てきて
やがて消えて
秋になるといきなり
クリームかかった
白いつぼみがニョキって
そして大輪の花が咲くの
地面すれすれに
クロッカスの親分みたい
それもそのはず
イヌサフランのサフランは
クロッカス族
秋咲きで
染料や香料
そして薬用にも利用
そうあのサフランライスは
そのお花の雌しべからとったもの
このサフランに似たお花なので
だけれど
サフランのように有益じゃないから
イヌサフランだって
ワンちゃんに超失礼！
日本には
イヌを使った慣用句が多い
どれもやはり失礼なものが多いが
「イヌは三日飼ったら恩を忘れない」
というのは
その忠誠心と賢さを表していて
肯定的だ
英語でも
似たり寄ったりで
あまり良いものはない
長い間ワンちゃんは
厳しいイメージ下にいたんだね～
人が目覚めるには
やはり時間がかかる
動物愛護の観念が
ようやく根付きつつある今が
ワンちゃんへの認識として
歴史史上最高かもしれないね
英語の慣用句では
Every dog has its day
どんな犬にも良い日が訪れる
どんな人も成功する
と言うのと
Love me, love my dog
私を愛するなら
私の犬も愛して
というのを選んでみた
どちらも微妙なニュアンスの上に
成り立っているが
まあまあ
Love me, love my dog
を日本語に当てはめると
坊主憎ければ袈裟まで憎い
になる
いや
あばたもえくぼ
の方が近いか
そうなると
蓼食う虫も好き好き
になるな～
やっぱりどこか
ネガティブやね～
私はワンちゃんが大好きなので
慣用句でも
徹底的に反論を展開したかったが
迷走してしまった
ははは～
今は
パートナーとして
家族の一員として
盲導犬や
介助犬
警察犬
ヒーリングドッグ
など
大事なポジションを与えられて
ワンちゃんの地位は相当向上している
それでも
炎天下のアスファルトの上や
真冬の雪や氷の上を
散歩させられているのを見ると
胸が痛くなる
もう一歩なんだな
人の心が追いつくのは
あるところに
真っ白いワンちゃんがいて
スピッツのように見えるが
どうだろう
この子は
足を伸ばして歩くので
ピアノの上をすべる
演奏者の指のようでもあり
お馬さんのギャロップのようでもある
とにかく一歩一歩がメチャ楽しそうだ
こういう歩き方をするワンちゃんは
この子しか知らない
リードなしで
飼い主さんの前を
笑いながら
ポコポコポコポコ
超幸せそう
一歩足を前に出すたびに幸せって
赤ちゃんがそうかもしれないね
歩き出したころ
キラキラ光がこぼれているもんね
その誇らしい笑顔から
私たちは
どこに置いてきちゃったのかな～
なんでもすごく楽しかったはずなのに
当たり前なんてなくて
神さまにもらったすべてが嬉しくて
どんどん試して
後ろなんて振り向かないし
転んだって
すぐ立ち上がったよね
あきらめるなんて言葉
なかったんだ
ワンちゃんステキ！
赤ちゃんステキ！
目覚めさせよう
眠っていた心のワンちゃんを
心のキャビネットから
赤ちゃんマインドを取り出して
ぽっかり空いた胸の
鍵穴に差し込んでみよう
そしてカチッって
開けちゃおう
あ～その風景はどれほどステキだろう！
あ～
すべてが光りでできているって
もう一度確信できたら！
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