vegan-support-BiNatureenの日記

神を包む

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葉ボタンちゃん



葉ボタンちゃんの季節になりましたね~
英語では
Flowering kale
ケールなんだ~
寒さに強い本当に
この季節に嬉しい子たち
アブラナ科なので
うまく越冬すると
翌春に菜の花が咲くよ
写真の子は
クリーミーな色で
なんてステキなんでしょう

花言葉は(厳密には葉っぱだけれど)
「祝福」
にゃ~~~~~んてすてき!
ヨーロッパ原産で
日本では江戸時代から
栽培されているそう
別名「ハナキャベツ
食べられそうだが
園芸種は
農薬などの使用で
食用には向かない

先日
きれいな封筒を見つけた
銀の線で縁取られた
葉ボタンの絵柄だった
こういう物の
モチーフにもなるのかと
すっかりこの時期の風物詩として
市民権を得た葉ボタンちゃんに感心した
あい
買いました

封筒という入れ物は
いつ生まれたのか?
紀元前2000年
バビロニアで既に存在していたそうだ
粘土の板にくさび文字で書き
それを粘土を薄く伸ばしたもので包み
窯で焼いたのだそうだ
それから3000年して
紙がヨーロッパにもたらされ
16世紀か17世紀に
紙の封筒が生まれた
それでも
一般に郵便で使用されるのには
更に200年も後のことになる

日本では
ヨーロッパよりも早く
紙が中国から伝わったので
手紙や封筒の概念は早く広まった
平安時代
貴族たちが書く文を
文使いという配達員が
京の都をひっきりなしに
走っていたそうだ
当時
紙に香を焚き込むのが
貴族のたしなみだったそう
ステキね~
正式な手紙は
縦長に手紙を折り
それを紙で包み
更にその上から紙で包んで
上下を折り返したのが
封筒の役割をした

包むという文化は
ステキだと思う
調べてみると
「包」という文字自体が
胎児が母親のおなかの中で
育まれている形から生じたそうだ
大切なものを包む
大切なものを守る
という意味があるそうだ
素晴らしいよね~

室町時代に盛んだった
勘合貿易で中国から来た荷物に
目印でついていた赤と白の縄をヒントに
水引が考え出されたという
日本人のステキなところかな~
包みにも
メッセージを込める

和紙で贈り物を包む様々な方法は
「折形」として
上級武家の礼法にもなったそうだ
のし袋や折り鶴などは
この「折形」が変化したものだそうだ
着物もそうだ
からだを包む封筒
のし袋だよ
おめでたい時と
そうでない時と
帯締めの締め方が違うし
吉凶の考え方があって

日本人ってステキ
大切なものを包むという文化
包みにもメッセージを込める細やかさ
大事にしたいね
一番大事なのは
神が宿る自分だよ
ステキな封筒で包んであげよう
ステキな水引を結んであげよう
「折形」では
丁寧に紙を折る時間さえも
尊敬する相手への贈り物と
考えていた

そう一旦人様の前に出たら
私たちも贈り物になる
誰かの目を楽しませる
和ませる贈り物
だから
ステキに装おう
自分という神のために
そして見知らぬ神のために
大切な神のために
野に咲く花のように
さりげなく
けれど
最高の敬愛を込めて
きれいに包んであげよう
内なる神を



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