vegan-support-BiNatureenの日記

ありがとうの重さに応える


梅雨明けの日の朝



新聞で
農林水産省の官僚だったが
55歳で医大に合格して
今医師として8年目
還暦の年に
研修医になった
水野医師のことを読んだ
バリバリのキャリアを去り
医者になった理由は
「誰かの役に立っている」
という実感や
「ありがとう」と言われる
仕事をしたかったからだという
国の政策立案にかかわり
国を支えてきた
水野氏を駆り立てたのは
64歳で研修医になった
女性の新聞記事だという
その後
その女性が80歳になっても
現役の医師であることを知り
会いに行ったそうだ
 
水野氏は言う
直接感謝される仕事は
責務が重い

組織の一員として
30年以上を過ごしてきた
感覚では
戸惑うことさえある

 
「ありがとう」
と直接言われる仕事に
ついている人は
幸せだ
自分も
その一人だ
だからこそ
水野氏の言う
「ありがとう」に
値いする責務を
果たしているか
真剣に考える
自分は

大好きなこと
趣味だったこと
そういうのが
全て仕事になっている
更にもう一つ
仕事に加えようと

勉強中だ
好きなことだから
どんどん
掘り下げていくことが
全く苦にならない
それが
誰かの役に立つと思うと
よけいに力が入る
だが
それ以上に
その仕事に関わる責任を
自分が果たせるものか
日々
自問自答を繰り返す
好きだからこそ
真剣で臨む
死ぬ気で突っ込む
「できない」
というレベルで止めることも
この程度でと
立ち止まることもできる
素人にしては
なかなかじゃない?
それで満足もできる
いや
自分は
もっと大きな責任を
負いたい
ギリギリ耐えうる限りの
責任を負い
ギリギリまで
だれかの
「ありがとう」に
応える仕事をしたい
責任の重さと
贈り物の尊さが
比例するものなら
もっともっと
重いものを
担いたい
生まれてきた意味を
その重さに見出したい



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