懸命に咲いて
駅でフラッと寄った
本屋さんで
「人間における
運とツキの法則」
という本を見つけた
薄くて
文字が大きく
隙間時間に
スタバで
読むのに
ものすごく良かった
本は薄いが
内容は深く厚い
その中のひとつを
紹介しよう
松下幸之助さん
20歳
奥様のむめのさん
19歳
で結婚
幸之助さん
22歳で独立
当時は
日々の食費にも
事欠き
むめのさんは密かに
質屋通いをしたそうだ
その頃のことを
むめのさんは
振り返って言う
苦労と難儀は
別のもの
「苦労」というのは
心の持ちようで
感じるもの
一方
難儀は
ものがない
お金がない
などのことだと
そして
常に希望を
持っていたので
苦労だと
思わなかった
というのだ
難儀するのは
自分の働きが
足りないから
だとさえ
思っていたのだ
という
これは
安岡正篤
（まさひろ）氏
が言うところの
「永久の計は
一念の微にあり」
だというのだ
人生は
かすかな一念の
積み重ねによって
決まる
ということ
更に
私なりに
超解すると
小さなことに対する
思いの持ちようで
それが
積みあがり
人生が好転する
ということだと思う
むめのさんは
これを知っていたから
希望を持っていられたのだ
さしずめ
今の
パンデミック禍
各地で起こる
自然災害や人災
戦争に
ミサイル
物価高
こうしたものが
世界中の人に
のしかかる
難儀だろう
こうしたものの
波をザンブリと
かぶって
苦労と思わないでいるには
どうしたらいいのだろう
どういう一念を
持ち続けたらいいのだろう
私なりに
また考えてみるに
この波の向こうを
見たらどうだろう
波は
どんなに大きく
高く暴れても
いつか必ず
引いていく
その時に
自分が
どこに立ち
何をつかみに行くのか
そこから目を
離さなければ
波に心を
翻弄されずにすむ
のではないか
苦労と思ってしまえば
さらに苦しくなる
波が去るまでのこと
淡々と越えて
越えて
越えて
越えまくる
希望の炎を
どんどん
煽りながら
♡♡♡
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