vegan-support-BiNatureenの日記

早めに降りてきた天使


優しい色の空



随分長い間
連絡を取っていなかった
友人に
久々に連絡をした
返事が来てびっくり
今はスイスに
住んでいる
のだそうだ
この友人とは
不思議な縁で
知り合った
ビーガンつながりで
別の友人に
引き合わせてもらった
「すごく心の
優しい人で
食事に行った
レストランで
大きな魚が入った
水槽があったんだけど
お店の人に
『魚がかわいそうだから
自由にして上げて』
って
本気で交渉するん
ですよ」
当時は
まだ今ほど
ビーガンの専門店は
少なく
普通のお店に行って
ビーガン料理を
オーダーしていたのだ
お店の人は
びっくりしたと思う
大きなクリクリの目で
優しい言葉使いで
魚を逃がせと
言われたのだから
だって
それはお店で出す
魚料理の
生け簀で
お店の自慢だったから
はっははは~

彼は
出会ってから直ぐに
故郷に帰って行った
長くこっちにいたのかと
思いきや
ほんのひと月半ほど
それで
こちらでは
たった一度会ったきりだ
その後
地球温暖化
セミナーを開いたときに
たくさんの友達を
連れてきてくれて
セミナーの前と
当日の
2回会った
それで
最後に会ったのが
数年前で
人生で
計4回しか会っていない
最後に会った時に
スイスに行きたいと
言っていたのを
思い出す
だから
今回
夢を叶えたんだと
思うと
感慨深い
彼には
スイスの方が
合っている気がする
ナイーブすぎて
日本では
たくさんの
理解者を得るのは
難しいかもしれない
私には
彼のような人が
いてくれることが
希望だと思える
自分のことだけを考え
そのために頭脳を使い
自分も人をも
欺く生き方が
あたかも
賢いかのような世界は
反対に振り切れた
振り子の世界
だから
これから本来の姿に
戻っていく
そのために今
激辛苦をなめる羽目に
なっているのだから
「あ~違う違う!」
「あ~いやだいやだ!」
「こんなのいやだ!」
人間は
ここをくぐって
失ったものを
取り戻そうと
するのかもしれない
友人は
「勇気を出して
スイスに行って良かった
日本も大好きだけれど
スイスで
ようやく深呼吸できる
気がしたよ」
と言った

わが友よ
君が幸せなのが
一番嬉しいよ
それに
世界にまだ
君のような人を
大事にしてくれる
ところがあって
本当に良かった
君のような人が
当たり前の世界が
もうすぐやってくる
時代がもうすぐ
追いつくからね
ちょっと早めに
降りてきた天使君
いつか
時代の波の上を
たくましくなった羽で
自由気ままに
飛び回る姿を
見せてね
それが日本だったら
すっごく最高
スイスでもいいよ
会いに行こうかな
それまで
自分の羽を
鍛えておくよ



♡♡♡

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