vegan-support-BiNatureenの日記

選び抜かれた高貴さ

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ローサーノ・フエゴ・シャルロッテちゃん



高貴なお名前の
お正月用の菊のお花だよ~ん
丈は短めで
飾りやすくて
お花がゴージャス
スペイン語で菊は
Crisantemo
(クリサンテモ)
花言葉
eternidad
(永遠)
verdad
(真理)
だって
やっぱり高貴

英語で
Chrysanthemum
だけれど
ヨーロッパ周辺の言語では
ほとんど
同じような感じ
代表でスペイン語を選んでみた

日本には奈良時代に渡来
最初は薬草として
邪気を祓い
長寿をもたらすと考えられていて
中国の重陽節句では
菊酒(菊の香りを移したお酒)で
邪気を祓い
長寿を願った
それが
平安時代頃に宮中行事として
行われるようになり
やがて庶民に広がって
江戸時代には
五節句のひとつになったんだった

菊の園芸が盛んになったのは
18世紀の江戸時代
美濃地域
伊勢
京都
熊本
などで独自に発展
多くの品種が作られたそうで
これらを古典菊と言う

菊は18世紀には中国から
ヨーロッパにも伝わっていたが
あまり関心を持たれていなかった
ところが
古典菊が紹介されるや否や
一気に人気に火がついて
イギリスを中心に栽培が
盛んになったんだって
だから
どの言語も
クリサンサマム的なんだね~

現在洋菊とかクラッシックマムと
呼ばれる華やかさが人気の
大輪の菊は70%が
オランダ生まれなんだって
ちなみにオランダ語で菊は
Chrysant
やっぱりね~

今日写真のお花も
スペイン系のお名前だね
洋菊の大輪マム
フルネームでは
引っかからなかったけれど
ロサーノ・シャルロッテ
ようやくたどりついた
これは
「ディスバッドマム」
なんだって
スプレー菊のわき芽を摘んで
大きな一本立ちに仕立てる
菊の園芸方法で
特にお正月用の華やかな菊として
日本でも
長崎とか
秋田などで
盛んに栽培されているんだって

ディスバットマム
ものすごくステキな種類が
いっぱいあるので
興味のある人は
是非見てみて!
ちょうど昨日
テレビの誰かのインタビューで
ものすごく印象的な
生け花を背景にしていた
ガラス張りの高層ビルのお部屋で
ガラス越しに街が広がり
その部屋の角に
グリーンのまん丸いお花を
根元のところに丘のように活け
その真ん中から
白い丈の長いカラーが
まとまってスクッと立っていた
あの真ん丸のきみどりの子は何?
そう思った
それがこのディスバットマムだった

ディスバットマム
日々
仏花用の菊ばかり
スーパーの一角で
見慣れている人々の
菊に対する概念を覆す
華やかで
高貴で
芸術的
本当にうっとりする
この子たちに囲まれたら
人々は
自分たちの出自を
思い出すんじゃないかと思う
どこにもある
ありふれた存在なんかじゃない
本当は
選ばれて
選ばれて
選ばれぬかれた
高き身分の生まれだと



♡♡♡

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