元気チューリップ
今日は立春の前日で
124年ぶりの節分だそう
だから
思い切りハッピ～を感じる
黄色のチューリップさん
勝手に
「元気チューリップ」と命名
節分はもともと
立春と立夏
立秋と立冬の前日のことで
4日あったものが
立春の節分だけが残ったんだって
昨日の朝日デジタルの
天声人語の冒頭が
目に留まった
節分の声掛けだ
「鬼は外
福は内
天に花咲け
地に実なれ」
秋田の旧東由利町で
唱和されていたという
戸嶋さんという方の
ご実家のことだ
「鬼も内
福も内」
青森県
鬼怒川温泉は
「福は内
福は内
鬼も内
鬼も内」
藤岡市の鬼石町は
全国から追い出された
鬼を集めて
「鬼は家
鬼は家」
って言うそうだ
なんて優しいんだろう
鬼をあえて先に言ったり
人の思いやりを感じるね～
鬼には色々あって
色別もあれば
何十種類もいるようだ
中には鬼神という存在もある
毘沙門天に仕える「夜叉」がそうだ
意外とかわいいと思ったのは
角が生えていて
虎縞のパンツをはいている理由だ
（もっとも童話の世界だが）
これは風水の鬼門が影響している
鬼門は鬼が出入りする方角で
北東すなわち丑寅の方角
丑（ウシ）なので上につの
寅（トラ）で下に虎縞のパンツ
ははは～
そうだったのか～
鬼は人間の煩悩に
例えられていたり
不幸や災いの象徴だったり
きっと節分は
この意味での
厄払い
息災を願う行事として
太陰暦の正月の行事として
新しい年の始まりの
祈りとして
残ってきたのではないかと思う
本当に鬼がいるという
伝説もあるようだ
日本各地で鬼伝説のある所は
鉱山地である場合が多いという
金の採掘をしていた人
金属製品を生産していた人を
金工師と呼び
実際鬼が金工師だったという説が
残っているそうだ
個人的に鬼は存在すると
思っている
それも無数に
ちょっと笑っちゃうような
かわいらしい鬼から
とんでもなく恐ろしい存在まで
人間が存在するからだ
人間が創造の力を持ち
心を持つがゆえに
鬼は実在する
自分の身分を忘れて
自らを見誤れば
鬼になる
人間のカテゴリーから
少し変化した存在
はみ出した存在の受け皿が
鬼界で
鬼界は非常に人間の世界に近い
重なりあっている部分もある
だから人が
鬼に優しい思いを抱くのは
当たり前なのかもしれない
人は
春の光を感じると寛大になる
優しくなる
長くつらい冬を
じっと耐えてきたからこそ
春を感じた瞬間に
目に見えないものにさえ
優しさをさしのべる
希望をみんなに分けようとする
鬼を生むのも育てるのも
自ら変化するのも人
全てに希望や愛を分けたいと
願うのも人
人の本質とは何か
その本質を
どこかで
見失ったものが鬼で
その本質を生きるものが
天を生きる
内なる神と一つになる
なぜ立春の前の節分だけが
残ったのか
人が
闇から光へ
鬼から神へ
その節目だから
♡♡♡
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