お星さまいっぱい
umi.doodleさん
という画家がいる
息をのむような
幻想的な絵を描く
お花
動物さん
少女を題材とする
まだ若い
絵描きさんだが
作品を通して
希少難病
表皮水泡症を
知ってもらおうと
活動している
表皮水泡症とは
皮膚の構成に
必要な
タンパク質の
異常が原因で
わずかな刺激や
摩擦で
全身や口内に
水泡が生じる
2022年1月現在
338疾病が
指定難病と
なっている
これほど医学が
発達しても
なおも
治療困難な
病気が山ほど
あるのだ
umi.さんは
最初から
何を描くと
決めておらず
キャンバスに
絵具を投げつけて
そこから
発想を膨らませる
という
そして
あの透明感のある
不思議な
ロマンチックで
さえある
絵を描く
この作風は
まるで
いきなり
人間に生まれて
やがて
難病にむしばまれる
人々の始まり
のようだ
唐突で
バイオレンティック
にさえ感じる
そこから
心が洗われるような
癒しの絵に
変容させる
umi.さんの
希少難病に対する
祈りのようである
いつか
この世から
難病と呼ばれる
病が消えるように
いつか
医術が勝つ日が
来るように
難病の患者さんや
ご家族が
経済的困難を
被らないように
どうか
どうか
少なくても
人間よ
生きたくても
生きられない人も
いることを
痛みやかゆみ
不快感を
抱えながら
懸命に生きている
人たちがいることに
思いを馳せてほしい
一緒に
祈ってほしい
戦争して
殺生をして
嘘の嵐を起こし
人のものを奪う
毒をまき散らし
他の命を
奈落に突き落とす
もうやめよう
そんなこと
している
場合じゃない
埋めても
埋めても
埋められないほど
穴を掘り続けてきた
もうやめよう！
生きたいのに
生きられない命が
無数にあるのだ
今あるものに
感謝して
他のために
ささやかでも
誰かのために
生きる道を
歩こう
ささやかでも
与えられる道を
歩き出そう
尊い今を
深い祈りを
行動する
起点にしよう
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