vegan-support-BiNatureenの日記

本当の身分


赤いシャクナゲちゃん



NHK
プロジェクトX
見た
三陸鉄道復活の
話だった
震災で
廃線の危機
もし廃線になれば
沿線は
更に過疎化が進む
なんとしても
復活させねば
ならない
全線復旧は
見積で6年かかる
6年もかかったら
人がいなくなって
しまう
3年!
3年後の春に
全面開通!
砂地の陸橋は
地盤から手を入れる
それで
1両の運行を目指す

三陸
私の故郷だ
正しくは
我が家に
震災直後に
被災して
やってきた
ワンちゃんの
故郷だ
何度も足を運んだ
故郷だ
涙なしでは
今も語れない
三陸鉄道には
一部運行が
再開した時に
乗った
運転手さんも
乗客のみなさんも
みんな温かった

三陸鉄道の復活は
三陸の人々の
夢の復活
命の復活だった
資金のメドも
立たない中
線路上に積もる
雪に
住民が歩いて
線路伝いに移動する
足跡を見て
復旧の決意を
したという

一番の難所は
鳥越
先述の
砂地の陸橋だ
全国から
集められた精鋭で
挑んでも
予定より2か月
遅れた
最後は
線路を敷くのと
土台の補強を
同時に行う
昼夜の突貫工事
そして
3年後の4月17日
ついに開通した
沿線には
「お帰り~」の
声が響く
大漁旗がなびき
多くの人々が
泣いて
笑って迎えた

「人間てすげぇー!」

プロジェクトX
見るたびに思う
自分も
被災しているのに
家にも帰れない
睡眠も食事も
ギリギリでつなぎ
信じがたい重圧のもと
志を貫徹する
本当にすごい!

人々を
ここまで動かす力は
どこから?
それが
人の中に必ずある
愛じゃないか
人を優先できる
高貴さじゃないのか
感謝で動ける
尊さじゃないのか
神の子の証
じゃないのか


三陸鉄道
電車を運転する
運転手さんは
被災前の
少年時代から
三陸鉄道
大好きで
復旧後に
三陸鉄道
高校に通った
フレッシュマンだ
人々から
切符を受け取る
笑顔に
優しさがあふれる

人々に
苛烈な災難が
襲いかかるたび
人は深く深く
優しくなる
どんなことがあっても
人は立ち上がる
人は自らの
本当の身分を
隠せない



♡♡♡

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