カレックス
これは枯れているの？
いんや
寄せ植えなどに使う
カラーグラス
ギャザリングリーフ
というらしい
カレックスは
2000種もあるらしい
この子はブロンズ色で
銅葉と呼ばれる
そう
だから枯れていないの
カラーグラスで検索しても
ギャザリングで検索しても
とてもたくさんの
きれいな色の葉っぱが出てきて
ガーデニングがブームの今
あらためて
こんなにあるの～
感嘆した
カラーリーフだけで
リースを作るのまである
きれいでナチュラル
自然志向が高まる中
より
野のイメージをアートに
再現することが
この子たちに
白羽の矢を立てた理由だろう
どんどん豊かになって
欲しいものは何でも手に入る
そんな時代に
人の嗜好は自然に向く
いま空前のキャンプブームだ
ちょっと前に
グランピングがブームになった
手ぶらで行って
ぜいたくなキャンプを楽しむ
なるほどな～
と思ったものだが
今は
森林まで本気で手に入れて
本格的な野営を遊ぶのだそうだ
私は
学生時代
どういうわけだか
何度かキャンプの計画が
流れた
台風だったか
何だったか
もう忘れたが
ワクワクしながら準備をして
当日いけずじまい
なので
テントで寝てみたのは
それからだいぶ後のことだ
友人が
児童館に勤めていたので
この筋の
エキスパートで
言われるがままに
装備を用意し
県境の高山にある
湖のほとりに繰り出した
そこはちゃんとした
キャンプ場だったが
ものすごく広大で
白樺などがまばらに生える
背丈の長い草の中を
分け入っていく感じで
他の人の気配がしない
トイレまでも
かなり歩かないと
たどり着けない
星空だけが近い
そんな場所だった
何がワクワクって
火を熾すときだ
何度やっても
本当にワクワクする
人類が初めて
火を見て
やがてそれを
扱えるようになっても
火に神が宿ると信じ
崇敬の念をもって
大事にしてきたエレメントだ
寝袋で寝るのも楽しかった
星空も風の渡る音
遠くにちらつく誰かの火
何もかも本当に楽しかった
あえて
ミニマムな食材で作った
キャンプ飯は
何よりもおいしかった
それでも
一番のお御馳走は
火を熾す瞬間なのだ
その頃よりまた
時間が下って
やがて世界各所で
大災害が起こるようになった
もっとも豊かで
もっとも便利になった今
全てをなぎ倒し
一瞬で
なにもかもひっさらっていく
気象変動が起こす猛威に
私たちは
頻繁にさらされる
今
野に戻るスキルこそ
趣味を超えて
人が身につけておくべき常識だ
贅沢に時間を使い
自然を満喫する
風雅な趣味だったはずが
今や災害時の心得
本気のサバイバル術として
身につけておくべき教養だ
野の草木の傍らで
遠くに押しやってきた
野生の動物さんたちに
片隅を借りて
火を熾す
自分がちっぽけで
圧倒的に大きなものの
ほんの一部に過ぎない自分
全てが神秘で
遠い昔に
心のどこかにしまい忘れた
謙虚を思い出す
「ともに生きる」
あ～
そう約束してここに降りたのに
炎の奥に
上がる火の粉に
胸が締め付けられる
♡♡♡
ビーガンサポート ビナチュリーンです。
ビーガンの方、ベジタリアンの方、これからなろうとする方のお手伝いを致します。
ほんとうに明るい未来のために
Vegan-support-BiNatureen is for vegan,vegetarian, and would be vegan.
What can we do for you?
For super bright future.
♡♡♡