vegan-support-BiNatureenの日記

花に生かされる


大輪のシバザクラ再び~



花にまつわる記事を
見つけた
日経の
「言葉のちから」
というコラムで
岡倉天心
茶の本」に触れ
その中で
「花」を
「愛と美と
祈りの象徴として」
と紹介している

岡倉天心
茶の本」を
英語で書いた
その中に
花について
一章割いているそうだ
その花が
「愛と美と祈りの
象徴」

「太古の昔
恋人に
花輪を贈った瞬間
獣性を脱して
人間らしくなった」
「不必要な
ものの
微妙(みみょう)の
用途を認めたとき
芸術の国に入った」
と書いているそうだ

花はどうしても
必要なものではない
だが
愛とか
優しさとかを
表現したい時
美しいものを
捧げたいと思った時
花は微妙な
そして
壮大なメッセージになると
言っている
あってもなくても
どうでもいいものが
言葉に尽くせない
思いを伝えるツールになる
そういえば
ウクライナが侵攻されて
まもなく
ウクライナの人々は
思い思いの花をもって
瓦礫と化した通りを
犠牲者を
弔うために歩いていた
侵攻する獣性丸出しの
野蛮に対して
微妙の祈りを
花にして
雄弁に贈ろうと
していたのだと思う

岡倉天心
また言う
花は
「しみじみ
ながめていると
失われた希望が
思い起こされるように
宇宙に対する
信念を
回復してくれる」
このコラムを
執筆した
若松英輔氏は
「失われようとしている
宇宙への信念」とは
自己への信頼に
ほかならない
と書いている
花が
「宇宙への信念」を
思い起こさせ
自己への信頼」を
取り戻させてくれる
というのだ

花はそれ自体が
宇宙だ
神秘の塊だ
美しく香しく
優しい
幾多の言葉を
紡いでも
これほど深くを
語れない
花は
その存在が
無条件の愛によって
咲くことができた証だから
その愛が
どんな命にも
等しく注がれ
それぞれが
生きるに値すると
たおやかに
きっぱりと言い切る

私たちは
この花を贈り合うまでに
進化した魂なのに
ある者たちは
それを
踏みにじって
人殺しに走っていく
滑稽なまでに
愚かな者たちよ
滑り落ちた奈落から
また
愛と美と祈りを
見上げるのだ
あ~
あれが欲しいと
あ~
あれを
愛しい人に贈りたいと
あ~
あれこそが
自分が望んでいた
なにか
自分に値する
なにか
あれこそが
あれこそが
あれこそが
生きることの意味

あってもなくても
いいものに
生きることの意味を
教わるのだ
あってもなくても
いいものに
生かすことの意味を
教わるのだ
あってもなくて
いいものに
生かされるのだ



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