vegan-support-BiNatureenの日記

天が泣くとき

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写真1:桔梗のつぼみちゃん



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写真2:開いた桔梗のお花



桔梗の英名はBalloon flower
写真1で判るよね~
中央の白っぽいところがパカッて割れて開く
この白っぽいところは開くと無くなるのね~

桔梗の花ことばは「気品」
日本とか朝鮮半島とかに自生するのだけれど
実は野生種は絶滅危惧種
そう言えば野山で見なくなった
園芸種は豊富に出回っているけれど

桔梗は秋の七草
「おすきなふくは?」で覚えるといいそう
お:おみなえし
す:すすき
き:ききょう
な:なでしこ
ふ:ふじばかま
く:くず
は:はぎ
見ないで書いてみたけれど
果たして合っているでしょうか?
はい
合格!
旧かな使いの時代は
おきなはすくふ
「沖縄救う」
と覚えられていた時代もあるそう

秋の七草の中で
ススキ以外の6種はみんな薬効があるそうです
ちなみに桔梗は
去痰
鎮咳
排膿
のどの腫れに効く
呼吸器系の用薬
それから桔梗はほかの薬剤を
身体の上部の病変部に運ぶ働きがあるそうだ

乾燥させた根が薬として用いられる
韓国では塩漬けやトラジ(キムチ)で食べる習慣があるそう
私は移植時に傷つけてしまった根を天ぷらでいただいた
美味!

この桔梗などの薬効を解いた本として
「神農本草経」がある
中国最古の薬物学書
この書に冠された「神農」は
古代中国の伝承に登場する
三皇五帝の一人
薬草と農業の知恵を授けた
神農は炎帝と言って
半神半人で
王朝のない時代の中国を治めていた
賢く慈悲深い神農は人身牛首で腹は透明
太陽の神と呼ばれていた

ある日
家臣が腹痛に苦しむ老人を
助けて欲しいと宮廷に来て神農に嘆願
どこが悪くて苦しんでいるのかわからぬまま
薬も医療制度もなく
まもなく老人は死亡
神農は自分の民が苦しんで亡くなったことに
医療の知識を広げることに全力を尽くすと心に誓った
この日以来
神農は毎日森や茂みに入り
野生植物の標本を集め
味や毒性で分類
ここで透明な腹が役に立った
毒草と薬草を見分けることができたのだ
そして365の薬草や果実
野菜と五穀を選んだそうだ
五穀はちなみに


もろこし



この過程で神農は
いかに植物が成長するか
それぞれの薬草に適した土壌
繁茂の季節などを理解
さらに暦やスキや斧を発明
耕作や保護
食物の貯蔵など編み出し民が飢えないようにした

神農は1日に70回も毒草の毒気にあたったそうだ
それを解毒する薬が「茶」だった
この発見もすごくて
お湯を沸かそうと火を起こしていると
焚き木から数枚の葉が湯沸しに舞い込んだ
なんでも舌で確かめていた神農は
これも当然飲んでみた
これが解毒剤の発見!
この解毒の茶のおかげで
神農は120歳まで生きたそうだ

そうだったのかぁ~
みなさんは不思議に思ったことがない?
私はずっと不思議だった
たとえば蕨(わらび)とか
灰汁をとらないと食べられたものじゃない
それを抜いて食べる方法を誰がどうやって見出したのか?
最初にそれをやった人は
本当に勇気のある人だろうと
毒きのこもある
ドングリやとちの実など
かじる気にもなれないのに
ちゃんと美味しく食べる方法がある
だれ~?
ずっと気になっていた

神農は半神半人
そしてその勇気と慈悲に
天が不思議を行って
この慈悲に応えた
そこまでの勇気と
そこまでの慈悲
今私たちが自然からの
計り知れない恩恵を受けられているのは
神農のおかげなのだ

すごいな~
言葉にならない思いを何かに変えるとしたら
それは涙しかない
神農は
神農以降のどれほどの命を救ったことか
本当にすごい
深い深い慈悲は
勇猛さを通り越した
狂気に近い振舞をさせる
そこまで人を思い
そこまで自己犠牲を払おうとする者に
神が動かないはずがない

あなたが愛で動く時
あなたが自分を捨てて行動するとき
必ず天が動く
天が涙するとき
必ず奇跡が起こる
天が泣くほどの誠意
天が泣くほどの愛
あなたの中にある
「あなたそのもの」を体現して
あなたがその奇跡を経験して
そしたら
あなたはかならずあなたが誰だか解るはず



♡♡♡

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