四季咲きのバラ
「絆」
「信頼」
オレンジのバラの
花言葉だよ
四季咲きのバラは
ツル性のバラと違って
気温が15度あれば
季節に関係なく咲くんだって
知ってた？
ツル性の子は
寒さで落葉して
一度おねんねするらしい
そうしないと咲かないんだって
この子は
とても大きなお花で
でかいリンゴちゃんくらいある
地上のお太陽さまでしょう？
もう冬はさ
お太陽さま探ししちゃお
あっちでもこっちでも
ね
あにゃ～？
バラには
贈るときの本数で意味があるみたい
20本「感謝」
25本「お幸せを祈ります」
30本「ご縁を信じます」
40本「真実の愛」
50本「恒久」「偶然の出会い」
99本「永遠の愛」「ずっと好きだった」
100本「100％の愛」
101本「最愛」
108本「結婚してください」
999本「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
1001本「永遠に」
だって
知ってた～？
そういえば
「百万本のばら」
という曲があったね
Million Roses
ロシアのアーラ・ブガチョワさんの曲
日本では色々な人がカバーして
加藤登紀子さんのが有名
この曲を聞くたびに泣いた
深紅のバラが見える
命がけの恋の
悲しい結末を覆いつくす
あまりにも美しいバラの海
なぜ人は
見返りを求めない行為に
無条件の愛に感動するのだろう
献身に感動するのだろう
愛する人のため
大切な人のため
ある人達は見ず知らずの人のために
命をかけることさえある
貧しい人たちのために
一生を捧げる人もいる
食べ物も水も
薬もなく息絶えていく
子どもたちのために
奔走する人たちがいる
地上天使である動物さんを
ひとりでも多く救おうと
寝食を忘れて駆け回る人達がいる
なぜ人は
ここまでできるのか
人の中の
何がここまでさせるのか
人が人ではないと
言い切れる理由がここにある
人が人以上の
何者かでない限り
決してできないことを
人はやり続けやり遂げる
なぜそうするのか
そうせずにはいられないからだ
内から突き動かす力が
そうにしか働かないからだ
それは
内なる力の性質だ
このベクトルの向きを
変えることはできない
一旦
気づいてしまえば
この力を知ってしまえば
その力を生きるよりほかにない
人は
感動の涙を流して
流して
流して
そして
感動を踏みだし
感動を生き始める
必ず
動き出す
それが
見返りを求めるものか
求めないものか
無条件なのか
無条件でないのか
献身か
献身でないか
一瞬たりとも考えることなく
人というバラの花は
そう咲いて
誇りという花びらを落として
散っていく
天まで届く
高貴な香りだけを残して
♡♡♡
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