vegan-support-BiNatureenの日記

上手に生きる


藤のお花の滝~



105歳で旅立った
日野原重明医師の
言葉が新聞で
紹介されていた

「病むことによって
今まで
よく知らなかった
自己がわかる」

「病もまた益なのだ」

それで少しまた
調べてみた

日野原先生は
健康を
定義するなら
検査して
何も病気がない
状態だろうが
最近の
精密な検査をすれば
何らかしら
見つかるものだ
と言っている
先生の脳にも
微小な梗塞が
あったそうだ
中枢から
離れていたので
気にしないように
生きていたそうだ
何か病気があっても
ある程度の制限は
仕方ないとあきらめて
もっと
ポジティブなことを
考えるのだ
と言った

先生は「一病息災」
という言葉を挙げて
何か病いがあると
健康の良さが
わかると言っている
「健康というのは
病気があるにも
かかわらず
健やかな気持ちを
保つこと
そして
上手に生きている
姿であると
思います」
と言う

確かに
どこかに不具合が
出てきて
痛かったりするのだが
ものすごく
ありがたみを
感じる
むしろ
自分の身体を
支えていてくれる
無数の細胞さんたちに
痛い思いをさせて
申し訳ないと
謝ったりする
一緒に
痛い思いを
してくれて
感謝しかないのだ
「痛くなければ
よかった」
と思わないわけでは
ないが
いいや
長い間お世話になって
自分の不行き届きで
痛い思いをさせて
かえって
申し訳ないのだ
だから
愚痴らない
「ありがとね
ありがとね」
と言い続ける

大変なご苦労を
されている方が
たくさんいる
「病もまた益だ」

奉仕に生きた
日野原先生は
言えるが
自分のような
軟弱輩ものには
言えない
けれど
自分は
探し続けようと思う
自分の体に
起こることから
自分の心に
起こることから
どんな恩恵を
受けているのか
何を学べるのか

最後に
日野原先生の言葉を
もう一つ
紹介しよう

「生きがいとは
自分を徹底的に
大事にするところから
始まる」



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