vegan-support-BiNatureenの日記

信じ任せる

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情熱の赤!



グラジオラスのお花
母が叔母からもらって
長い間桜の木の下の
南側に植えたままだった
毎年一本しか咲かなかった
今年それを掘り起こして
分けたら7本になった
全部咲きそう

母は野菜は得意だが
花はダメ
私は「生かす人」なので
ひたすら救済する
笑い話だが
母には妙な勘の良さがあって
私が植えた花
挿し木して根付いた花木
増やそうと必死になっている花
貴重なものを
草と一緒に刈り取る
抜いてしまう
回りの刈り取った草を
まんまとその上にドサッと乗せてしまう
どうしてそこまでピンポイントでしてくれるのか???だが
毎年
絶対毎年何かをしでかす
悪気はない
むしろ
草を取ってあげて
私はエライでしょ
とドヤ顔される

だから
草が刈ってあったり
草がむしられていると
慌ててチェックに行く
「頼むからやらないで~~~!」
母も
昔から花は好きで
色々植えていたけれど
おそらく植えるのは好きだが
手入れは続かない

一番古い衝撃的な記憶は
コデマリの挿し木が成功して
花をつけた翌日
除草剤をかけられた
ず~~~ッと昔のことだ
ものすごく泣いて抗議した
その後家から除草剤が消えた

今年もすでに3回やられた!
目印を指しておいてもやる
思い込み体質なのか
草を何とかすることが
正義だと思い込んでいる
何かやらないと気がすまない
動いていないと死ぬかもしれないような人だ
働き者ともいうのかもしれない

今年の3回は壊滅的には至らず
種を残すぎりぎりで救済できた
4回目になろうとしたのが
あろうことか
因縁のコデマリ
あれ以来コデマリの神さまが怒ったみたいで
なんとしても挿し木がきかなかった
2年前
ようやく根付いた
まだ花は咲かないが
これだけはと死守

なんとま~イイ組み合わせ
「ダメにする人」と
「生かす人」
うちのクロちゃんがキリンのぬいぐるみだけを
攻撃したり引っ張っていくのと同じだろうか
大事な花が嗅ぎ分けられるようだ
ははは~
だってね
「花畑には入らないで
近づかないで」
って言ったら
遠くから
マジェンタのナデシコの上に
草を放り投げておくんだから
「え?
そこに花があるなんて知らなかった」
なんで花があろうかなかろうか
花畑に刈った草を投げ込む必要があるの?
もう口論にもならない

漫画みたいな人なのだ
おもちゃみたいな人なのだ
この性格は
アップホルダーの人に多い
彼ら彼女らは
けっこう自分が気に入っている
正確に言うと
決して自分が好きだという訳じゃない
けれども
自分で納得して
自分をヒーロー
ヒロインに祭り上げ
それなりに仕事をこなす
いい加減な仕事はしたくない
決めたことはやる
比較的長続きする
アップホルダーは
かなり少数派らしいが
私の周りにはなぜかわんさかいる

実は母がアップホルダーだというのも
気づいたのはここ数年
それまで自分と性格が違うので
???だった部分が多々あったが
な~~んだあの人と同じじゃん!
目から鱗
その後はものすごくわかりやすくなった
アップホルダーの人は
本当に解りやすい
自分勝手に動いているように見えるけれど
けっこう本人は真剣で
まじめで
愛すべきキャラかもしれない

全ての人が実は
明確に一つのタイプに分かれるのではなく
いくつかの要素を持っている
母のように
ひとつが突出している人もいる
身近なアップホルダーを探したかったら
例えばお金の管理がしっかりしているとか
洋服をきちんと畳んでしまっておくとか
どこかに「ちゃんと感」がある
学校で言えば
きっちり予習をする
下調べをする
最もわかりやすいのは
人様が何と言おうと結構平気かも
我が道を行く
目立つことスキスキ

母は
私が小学校の頃
髪をかなり高く結っていた
後ろの黒板に
私の母の絵を男の子が書いて
からかわれるくらい
当時
この辺りでは珍しかった
オーダーメイドのワンピースをあつらえて着ていた
それに合わせたヒールの靴を
私はこっそり持ち出して
砂利道を歩いて
ヒールをズルムキにしたっけ
母は周囲が何と言おうと
やりたいことを通していたし
父はそれをやらせていた
むしろ父は誰よりも早く
珍しいことを母にさせたい人だった

私は性格は違うが
母と父も実は違って
その2人とは違う性格だが
それでも
この自由さの風の中で育ったことに
心から感謝している
干渉というのがものすごく少ない親だった
子ども部屋に入ってこない
子どものものを勝手に見ない
中学生になったら
「あなたの物は私たちの物とは別に洗って」
と言い渡された
こちらから汚いとか一切言っていないのに
母はそう言い切った

極めつけは
私がニュージーランドに旅立つ朝
着替えた物を全部洗濯して
縁側に干していったら
一年後までそのままだった
カーテンを閉めて日に焼けないようにしてあった
絶対私のものに勝手に手を触れない
本当に
私が「そうしないで」と言ったことなどないのに

だって「やらないで」って
口酸っぱく言う
草刈りはしてしまうわけだから
言っても無駄な人たちなのだが
本当に不思議だ
これはなんと言うのかな~
尊重?
そう言えば
勉強しろと一度も言われていない
本を読んでいると
仕事を手伝わされて
何度も集中力は切られたが
勉強しろとは言われなかった
おかげで
進学時
鉛筆を置くくらいなら死んだ方がいいかもな~
と父の重病が判明して危ぶまれた進学にも
自分は迷わず突き進んだ

親の気質で
押し付けられなかったことで
自分の自分らしさが開花した
一緒にいれば
疎ましいこともある
なんで~!!!
もいっぱいある
けれども
私が「生かす人」になれたのも
親のおかげではないか
私が私の道を
悠々歩けているのは
親の放任主義のおかげなのだ

アップホルダーの人でも
過干渉の人はいる
だから
もしかして
この「放って任せる」ってのが
ものすごく私に合っていたのだ
任されたら裏切れない
信じられたらそれに必ず応える
命とはそういうものかもしれない
野太く
力強く生きられるのは
誰かに「信じて任される」からかもしれない
子どもに
情熱の花を咲かせたかったら
信じて任せてみよう
グラジオラスの英語の花ことばに
Strength of character
がある
「性格的強さ」
と訳が付いている
個性を最大限に伸ばす
強くゆるぎなく
ただ
信じて任せるためには
あなたが強くなければならない
あなたが
あなたを信じられなければできない

咲かそう
あなたの花を
信じ任せ
自由の風の中に
全てを放て



♡♡♡

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