ゴージャス！
今日のお花は
ラナンキュラスちゃん
和名では
花金鳳花
ハナキンポウゲ
キンポウゲ属は
約500種
ラナンキュラスと呼ばれるのは
中近東から
ヨーロッパ南東部にかけて分布する
ラナンキュラス・アシアティクスを
中心に改良されたもので
秋植えの球根なんだって
フワフワと
幾重にも重なった花びら
「陽だまりの花」って
謳っていた
でも
ラナンキュラスは
ラテン語の「rana」
カエルを意味する
原種が湿地を好み
葉っぱがカエルの足に
似ているからなんだって
ホントだ！
日当たりの良い
暖かい場所に似合う花なのにね～
バラのようにゴージャスなのに
このギャップが愛らしい
花束で密集させると
本当にバラを凌ぐもんね～
最初からこんなに
ゴージャスじゃなかった
そもそも球根になるのは
トルコとその周辺の種だけで
だから英語では
Persian buttercup
ペルシャのキンポウゲ
日本へは明治の中頃やってきた
花径も小さく花弁数も少なかったそうだ
それが1960年代後半に
日本で作られた
「ビクトリアストレイン」の
発表で一変
女王様の誕生！
2倍以上も大きな
完全な八重咲になったんだって
植物の品種改良には
１．自然界で起きた突然変異を選抜
２．交配育種
３．遺伝子組み換え
４．ゲノム編集
があるんだって
3と4は同じように感じるけれど
３は別の個体から
目的とする遺伝子を導入
４は狙った遺伝子に
効率よく変異を導入すること
なんだって
どれくらい多くの人が
どれくらいの時間をかけて
どれほどの熱意で
どれほどの分野において
これを日夜研究しているかと思うと
本当にすごいことなんだと思う
お野菜でも果物でも
お米でも
この恩恵を計り知れなく受けている
神の仕事に近いことを
人は難なくやってのける
これを
人間に応用し始めた
すでにどこかの国では
エイズにかかりにくい遺伝子の
双子の女の子を誕生させたという
難病や遺伝する病気に対して
この技術の導入を考えたくなるのは
理解できないわけではないが
倫理面と安全面で
非常に大きな問題があると言われている
大きなフワフワの
ラナンキュラスや
甘くてもちもちのお米
糖度の高い
この世のものとは
思えない果物
病気にかかりにくい野菜
たくさんの実を結ぶ
収穫率の高い穀物
人の知的活動が
経済効率と
人々の欲求と
様々な問題解決を追った結果
生まれた術だが
どこまでがOKなのか
市場主義は
人々のあくなき欲求に
ものすごい勢いで応え続けている
これは良いことなの？
この裏に何かない？
もし誰かが
こっそり倫理から外れて
神的技術を操作したら？
人々の欲求を満たすためではなく
そう見せかけて
一部の私腹のために
乱用していたら？
人間が人間である限り
この危険性は常にある
細菌でもウイルスでも
同じだ
みんなが
平和利用だけするとは限らない
だから
ひとりひとりが
考える力を持たねばならない
見通す力を持たねばならない
疑って問う習慣を身につける
人間は神の一部で
神のパワーを宿している
だから基本
何でもできる
だが
神意識に完全に目覚めてはいない
ここに大きな問題がある
最後は必ずその域に到達するが
そこまでに
様々なトラップがある
自分都合に考えていないか
自分を説得する「罠」に
ひっかかっていないか
「楽」に流れていないか
常に考える癖をつける
「物事の裏にあること」を
考える癖をつけるのと
「自分が理解しやすいこと」を
信じてしまうのは
また別だ
自分が頭がいいと思うことも危険だ
頭脳が回ることと
本質を見抜く力は別だから
正しく観る力
磨き続けよう
知らないことを受容し
調べ
心の天秤にかけてみる
これは利他か利私か
利他を装った利私ではないのか
言葉だけをうのみにしてはいけない
行動を精査する
言葉だけで生きてはいけない
為していることで評価しなければならない
それをしながら
自分のレベルを上げ続ける
出来るだけ
高いレベルの精査ができるように
自分を鍛え
磨き
高みに昇らなければならない
結局
神意識と一つになるまで
気を抜くことはできない
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