桜の葉越しの朝日
感動的な記事を
読んだ
Cofee aid
というイベントの
記事だ
これは
事故や犯罪の
遺族らの支援のため
コーヒーの
売り上げの一部を
充てるチャリティ
イベントだ
主催は
バリスタの息子さんを
事故で亡くした
ご夫妻だ
ご夫妻は熊本の
方だが
息子さんが
「愛したコーヒーで
働いた東京で
きっとやりたかった
社会貢献のイベントを
命日にやろう」
と7月上旬
東京の中野で
20店が参加し
1000人以上の
お客さんが
訪れた
息子さんは
自分のお店を
開く計画中に
事故にあった
計画では
お店のオープンは
ちょうど
お父さんの
退職の年だった
ご夫妻は
悲しみに
暮れる中で
息子さんが
見ていた夢を
継ぐことにした
お父さんは
息子さんの
友人を
訪ね
コーヒー豆の
焼き方など
一から学んだ
温かい
接客にひかれ
家族を
亡くした人や
子育て世帯など
様々な人が
集まるようになった
売り上げは
医療機関などへの
寄付や
社会貢献活動に
使うことにしたという
今回のイベントで
かつての
息子さんの
お客だった女性が
声をかけた
「（息子）さんの
味に似ていますね」
「なんでかな
俺は俺で
編み出した味の
はずなのに
でもうれしい」
グッとくる
お父さんの
言葉だ
日々
この世から
消えていく
命のニュースで
いっぱいだ
自分から
去る人
不慮の事故
犯罪
自然災害に
巻き込まれる人
戦争や紛争で
命を落とす人
病いで去る人
すさまじい数の
命が
地球から
消えていく
テレビで
ユーチューバーの
にゅーいん君の
ショート
ドキュメントを
見た
5歳の時に発病した
白血病の闘病を
続け
にゅーいん君は
24歳で旅だった
苦しい治療を
続けながら
常に笑顔で
明るく
生きましょうと
メッセージを
送り続けた
高知県の
竹内蔵之介さんだ
生きたいと
願う人が
どんなことを
してもかなわない
「生きる」時間を
もらっている
残念な生き方を
しては申し訳ない
誰かを傷つけたり
悲しませたり
命を奪ったり
ネガティブな
想念を発し
宇宙に放つことも
本当に
申し訳ない
実は
自分も
事故で身内を
失った遺族だ
自分は
あまりにも
あっけなく
あまりにも
唐突に
あまりにも
早く旅立った
身内の分まで
生きようと
二人分の人生を
生きてきた
おそらく
このことがなかったら
自分は
平凡な生き方を
選んだだろう
今では
身内が
生きていたら
やったであろう
こと以上のことを
やれたかもという
ささやかだが
自負もある
生きることは
簡単ではない
だから
生きているだけで
凄いことだ
それでも
先に旅立つ人々は
さらに
「価値ある生き方を
せよ」
と
背を押してくる
「ずっと
見ているぞ」
と
逃げ出したい瞬間
怠けたい瞬間
悲しくって
苦しくって
何もかも
すっぽ投げたく
なる瞬間
エールを送ってくる
自分が
信念と尊厳の
両輪で
今
走り続けられるのは
先に旅立った魂の
お陰なのだ
感謝しかない
生きることでしか
恩返しができないから
生きて
成長することでしか
実を示すことが
できないから
だから
生きる
だから
貫く
大胆に
朗らかに
笑い飛ばしながら
生きる
♡♡♡
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