メリークリスマス！
クリスマスの贈り物の起源は
キリスト教以前
古代ローマの時代
農耕の神を祭る
サトゥルナリア祭
12月17日～24日で
人々はこの期間働くのをやめて
食べて踊って大騒ぎをしてすごし
贈り物をしあったのが始まりだそうだ
クリスマスカードを書いているときに
（大きな画用紙いっぱいに）
小学二年生の子が
「クリスマスにどうして靴下？」
手を動かしながら
ぼそっと言った
「調べるね～
あのね
昔
聖ニコラウスという
偉い人がいてね
ある時貧しい家族が
自分の娘を売らなければならなくなって
それを聞いた聖ニコラウスが
煙突から金貨を投げ入れたんだって
そしたら
それが暖炉に干してあった
くつ下に偶然入ったんだって」
聖ニコラウスは
聖ニコライ
聖ニコラス
聖二コラオ
など
様々な呼ばれ方をしている
3～4世紀
小アジアのミラで大主教を務めた
St.Nicholasを
オランダ語読みすると
Santa Claus（サンタクロース）
になるのだそうだ
貧しい人を憐れみ善行を行った
12月6日は聖ニコラウスの祭日
聖ニコラウスは
貧しいもの
弱き者を保護し
様々な奇跡も行ったようだ
子供たちを守る聖人でもある
ちょうど
一年の豊穣を感謝する祭りの季節に
その光の陰で苦しむ弱き存在に
救いの手を差し伸べる
これがクリスマスの意義だ
一方で
自分が暖かく豊かであることを
感謝し
一方で
ある人たちは
一番寒くて
一番淋しい思いをしている
空腹を抱えている
それを忘れてはならない
私たちは
毎年ホームレスのお友達に
クリスマスプレゼントを届けている
コートや帽子や手袋
お菓子や果物
パンやカップ麺
マスクや薬
今年はパンデミックなので
増えているのではないかと心配した
私たちが行かせてもらう地域では
そうでもなかったが
東京の方では
1.5倍にも2倍にも増えたそうだ
私たちに何ができるだろう
たった1日
サンタさんの帽子をかぶって
サンタさんになったところで
どれほどのことが出来るのか
空腹は365日だ
寒さも淋しさも深い
本当に何もできない
出来ていない
でも
何かしないではいられない
だから
毎年続けている
様々なお友達に出会ってきた
ある時は
大きな体の方だった
「これで温かいものを食べて」
ほんの少しお金をあげた
「こんなにくれるのか？」
と言って
むき出しの太い腕で涙を拭いた
ある時は
商店街の隅に
ぼろぼろのビニール袋を持った人が
立っていた
車を走らせながら見つけたので
「止めて！」
車が止まるか止まらないかのうちに
車から転がり降りた
立っていた人は
体中むくんでいて
手もパンパン
小さな靴（に見えた）に
パンパンに腫れた足を入れていた
ほんのちょっと触っても痛い
風が吹いても痛いと
言っていた
プレゼントを渡してから
泣きながら薬局に走った
「そんな状態ならすぐに
病院に行った方がいいね」
ぐちゃぐちゃに泣いているものだから
薬局の人は相当びっくりした様子だった
急いで戻ったが
そのお友達は消えていた
必死で探したが見つからない
その後
その地域のボランティア協会に連絡をして
探してもらった
21人態勢で探してくれた
何日も
でも見つからなかった
今でも忘れない
あのお友達のお顔
今でも痛い
どこが痛いのか
本当に痛い
思い出すたびに痛い
この痛みは
何とも言えない痛みだ
説明できない痛み
その痛みに焦点を当てると
息が出来なくなる
クリスマスは
なんびとも
いかなる動物さんも
苦しんではならない
命を落とすことがあってはならない
慈悲の日だから
光の日だから
本当の意味で
いかなる残酷さもない祝祭の日に
なってほしい
自分の幸福と豊かさのために
あるいはささやかな楽しみのために
いかなる命も犠牲にしてはならない
そんなことがあってはならない
神の御子イエスキリストは
何を喜ぶだろう
どう神の子の誕生の日を祝う？
あなたが投げ込んであげる金貨は何？
あなたの贈り物は何？
あなたの一番深いところの声を聞いて
心から
心から
心から
全ての存在に
メリークリスマス
一日も早く
全ての存在が
一人たりとも
どんな動物さんも忘れ去られることなく
幸せなクリスマスを迎えられ
過ごせる世界になりますように
必ず
必ず
♡♡♡
ビーガンサポート ビナチュリーンです。
ビーガンの方、ベジタリアンの方、これからなろうとする方のお手伝いを致します。
ほんとうに明るい未来のために
Vegan-support-BiNatureen is for vegan,vegetarian, and would be vegan.
What can we do for you?
For super bright future.
♡♡♡