どれくらい大きいでしょう？
このクマちゃんは
癒しの森から
やってきました
身長は
約１6０センチ
ウエスト
お相撲さんセンチ
足30センチ
毛並み
スルスル
フサフサ
耳の長さ20センチ
ほっぺから
鼻先までの高さ
12センチ
昨年の11月
クリスマス商戦
前哨戦で
目玉として
お店の入り口正面に
この子と同じ子が
鎮座していた
ちょうど
ある卒業試験を
控えていたので
合格したら
お祝いに買おうと
ワクワクしながら
お店を後にした
そして
厳しい試練に
無事合格し
お店に戻ると
あ～
縁がなかったか～
ちょっと
がっかり
それでも
もうちょっと
いや
かなり
ちっちゃめの子を
何人か連れ帰った
それから2か月後
誰が想像できただろう
この子が
棚の最上段で
ソファーより
大きく
ふんぞり返って
いるなんて！
一番大きなカートに
載せて移動していると
小さな男の子が
クマちゃんを
指さしながら
「やばい！
やばい！」
と言っている
でかすぎるという意味
「やばいでしょう？」
と私
お母様方が
ニコニコしながら
振り向いた
「お値段も
かなりやばいのよ」
「えっ？
いくらですか？」
お母様の一人が聞く
「5000円しないんです」
と私
「えっ
一万円以上しますよね」
とお母様
それから
レジに行く
レジのお姉さんも
びっくり
「なんという大きさ
なんというお値段！
○○玩具屋さんでは
もっとずっと
高いですよね」
う～む
お店の人も
この子が
あんな高いところに
仕込まれていたなんて
知らなかったようだ
ちなみに
ちびちゃんたちは
体長80センチで
3000円弱
60センチで
2000円
これだって
破格に思えるけれど
このジャンボちゃんは
もう圏外で
いくらだか
分からない
ず～っと昔
ボーイフレンドが
クリスマスに
買ってくれた
羊ちゃんは
おそらく
80センチ
くらいだったと思うが
7～8000円していた
新宿の小田急で
だから
こういうものは
こんな値段じゃ
おかしいと
インプット
されている
ちなみに
イスラエルからは
真っ赤で
大きなネズミを
持ち帰ったことがある
この時の衝撃は
今でも覚えている
当時
日本では
ここまで
布の質に
こだわった
ぬいぐるみは
皆無だった
また
アメリカでは
ガーガー鳴く
ふわふわの鳥を
買ったし
シンガポールからは
虹色の
色とりどりの
小さな恐竜を
いくつも
持ち帰った
フランスでは
キリンばかりを
集めた
動物さんは
生きていても
ぬいぐるみでも
絵でも
写真でも
何でも好きなのだ
ご褒美だ
お祝いだと
言い訳しているが
実は
どんな理由でもいい
どんな子でもいい
動物さんの
そばにいたいのだ
相手が
フェイクでも
私の脳は
オキシトシンを
分泌し
セロトニンを
分泌する
だから
優しくなれる
大事なことは
優しくなることだ
これから
たくさんの人が
このクマちゃんに
会いに来るだろう
そして
きっと
優しい気持ちになって
帰ってくれる
そう思うだけで
幸せになる
な～～～～んて
安い買い物だろう
安すぎるよね
価格破壊だよね
だって
この値段で
材料が買えるかしら？
例え
材料費が出たとして
縫い賃は出ない
こんな大きな子の
輸送費は？
ね
どうやら
お財布の
神様にも
愛されているみたい
ありがとう～
でもさ
縫っている人も
運ぶ人も
材料を作る人も
みんなが
お財布の神様に
あいされるといいな～
♡♡♡
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