写真１：満開のタニウツギちゃん
写真２：最初からこの色のモミジちゃん
お約束通り
満開のタニウツギちゃんを載せました
このウツギちゃんを見つけた時
葉っぱだけでした
手書きで木の名前が書いてあって
「たにうさぎ」
うさぎだと？
な～～～～～んてかわいいの～～～
で買ってしまった
お店の人に
「たにうさぎかわいいですね」
って言ったらかすかに困惑表情を浮かべた
？？？？？
家に帰ってよく見たら
「たにうつぎ」と書いてあった
思いっきり思い込み
なんでも動物さんに見えるんだな～～～
小学校の時
飼育当番というのがあった
2人一組で学校で飼っているニワトリとウサギの世話をする
私は当時ニワトリが怖くて
ウサギ担当だけを友達に頼んでしていた
なぜニワトリが怖かったか
幼い頃
隣のお金持ちが広大な土地を我が家の前に持っていて
そこは牧草地だったのだが
ニワトリを放し飼いにしていた
元気のいい大きな太ったニワトリに追いかけられた
それだけかな～～～？
詳細は思い出せない
ただ
「トリを飼うぞ！」
が我が家の私への脅し文句で殺し文句だったことは確かだ
何かが欲しいとか
何かしたいとか
駄々をこねると
この一言が飛んできた
一発でノックアウト
テレビでニワトリが映ると
「ホレ!見ろ見ろ！」とからかわれた
何が怖かったのかというと
あの得体のしれないブルブル
とさかだ
目とか足とかも結構怖かった
大学を卒業して最初に勤めた学校の帰り
同僚とガヤガヤ歩いていた
それは郊外とはいえ東京だ
商店街を歩いていると
100メートルくらい先にニワトリが歩いている
「ギャ～～～ニワトリ！」
と私が叫ぶ
「どこどこ？」
「ウソウソウソ！」
同僚達には見えない
「あっいたいたいた～！」
「キャ～～～～かわいい！」
みんなそっちへ走って行った
あり得ない・・・
やせっぽちでちょっと汚れていた
不思議と遠くからでもよく見える
怖いものは
こんなに動物好きな私でも
ヘビさんとニワトリさんは長い間苦手だった
ヘビさんの体とニワトリさんの足とか似ていない？
上野の動物園にも
ニワトリさんじゃないけれど
巨大なブルブルを持った鳥さんがいて
真っ赤なブルブルだらけの子で
その前は猛ダッシュで通過した
そんな私だったが
転機が訪れた
ニュージーランドにいた時だ
ある時
近くの小学校の低学年の遠足について行った
牧場へのバス遠足だった
そこでは生まれてまだ間もない子羊がいた
黒も白もいた
黒い子は特にかわゆい！
哺乳瓶でミルクを飲んでいた
お腹に赤ちゃんのいる豚さんが横になっていると
子どもたちがお腹をさすって
無事生まれますようにと祈っている
な～～～～～んてかわいいんだだろう
牧場主はさっそうと馬に乗って登場し
干し草の積まれた納屋には太いロープが下げられていて
子どもたちがそこにぶら下がってターザンをしている
ニュージーランドのこうした自然授業は素晴らしくて
カリキュラムがものすごく高度に練られている
子どもたちがアウトドアで学べるスキルや
本格的な経験は
日本では全く想像できないレベルだ
オレンジがたわわに実り
きれいな花々が咲きみだれ
そこに
何にもつながれないあらゆる動物さんたちが暮らす
動物天国だ
素晴らしい光景に心を奪われていた私の前に
いきなりどでかい茶色いニワトリが現れた！
牧場主の娘で
バス遠足の子供たちより少しお姉さんで
見事なホストぶりを発揮して
子どもたちの面倒を見ていた子が抱いてきたのだ
！
一瞬絶句
しかしその次の瞬間
こともあろうか
私はそのニワトリのとさかを
ムズッとつかんでいた
ためらいも何もない
反射でそうした
！！！！！
耳たぶじゃないかぁ～！
私の中に幸福感が訪れたのは数秒後
とさかって耳たぶみたい
な～～～～～～んだ～～～～
ニュージーランドでは
自分の苦手をいくつも克服した
期せずして
ニワトリさんもそのうちの一つとなった
長い間ニワトリさんには申し訳ないことをしていた
心優しく
空も飛べなくなって
速く走ることもままならない彼らに
神さまが与えた威嚇の兜であり冠であるとさか
美しく着飾らせた最後の一筆のとさか
それにどんなトラウマがあるにせよ
ずっと恐怖を抱いていた
本当にごめんなさい！
人は知らないものに恐怖を覚える
解らないから怖い
知ったら大したことがないということはままある
霊レイちゃんもそうだ
知らない人は怖がる
知ってしまえば怖くない
彼らには武器を持つ手もなければ足もない
伝えたいことを必死で
あらゆることをして知らせてくるだけだ
それも解ってくれそうな人に
たいていの人には見えないし聞こえない
住む空間を共有しているのに
彼らはむなしく悲しいだろう
私は最初はびっくりしたが
次第になんでもなくなった
この血筋は母からのもので
母は私よりもタチが悪く
見えるが怖い
感じるが怖い
どういうタイプだ
私は
途中から
彼らへの恐怖は消えてしまった
ある程度のコントロールができるようになった
自分の身体は
神の宿る宮であり
私の許可なく入ることはできない
これは宣言だ
さらに
霊レイちゃんたちは
非常に礼儀正しい
気の毒くらいに自分のあり方をわきまえている
みんなが光の世界へいつか行けるといいなと願う
誰だって光の世界へ行きたいのだ
行けないから苦しんで暴れる
大丈夫
みんな光の子
必ず光の世界へ行ける
私は霊レイちゃんたちより
人間の方が怖い
今ではかつてのニワトリさんの比ではないほどに
人間を怖いと思う
人間の何が怖いか
頭脳だ
それもその頭脳の一部
おのれが何者かを忘れさせ
とことん貶めて
卑しい行為をさせる
卑しい考えを起こさせる
複雑にこんがらがらせる
これもすべて知らないからだ
何もかも
無知という緞帳が下がっているがゆえに起こる
その幕を開ければいいだけのこと
ないのではない
その世界は確かにあって
しかもすぐ隣にあって
心の目を開ければ見えるのだ
正しく知ろう
怖いものがあったら
怖いことがあったら
正しく理解しようと努めよう
嫌悪も不安も焦りも
およそ
私たちがやらかしてしまうネガティブ行為は
ほとんど
この知らないが故の恐怖に根づいている
あなたは神だ
神の目を持つ
由緒正しい血筋の子孫だ
あなたに恐れるものは何もない
恐れるとしたら
知らないということを知らないことだ
正しく理解しよう
この世は知らないことだらけだから面白い
一つ一つちゃんと知って
ちゃんと理解して
そうした経験と知見を積み上げて
神の子として
すべての命を慈しみ
地球へ
バス遠足でやってきた
すべての動物さんのお世話をしよう
ミニ神のミニホストとして
♡♡♡
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