写真1：早朝の快晴の空
写真2：黄色いオダマキちゃん
素晴らしい朝晴れ！
いいことが起こりそう！
ね
オダマキちゃんって
素晴らしいでしょう？
つぼみの形見て！
ＳＦっぽいよね～
静御前は絶世の美女
源義経の恋人で
捕らわれの身となり
恋人の命を狙う兄である宿敵の源頼朝の前で
舞いを踊らされる
その時に
「しずやしず
しずのおだまき
繰り返し
昔を今に
なすよしもがな」
静静と呼んでくれた
愛しい人
と白いオダマキに愛する義経を重ねて
舞ったのだそうだ
命を狙う敵の前で
それも命じられた舞いとは違う舞いを踊る
しかも
敵が血眼（ちまなこ）になって探している人を想って
静御前は白拍子（しらびょうし）と言って
男装の踊り子
母親から二代続く白拍子だそうだ
相当の腹のくくりようだ
静御前のこの姿に
頼朝は激怒したが
妻の北条政子は舞いに感動して夫をなだめたという
見ていた人も
静御前の節を曲げない姿に感動したという
好きになるとはこういうことだろう
殺されるかもしれない瞬間でさえ
命より思いを貫く
たとえ命のために
その思いを翻しても
誰も咎めだてしないはずだ
命はそれほどに重い
それでも
静御前は「思い」を貫いた
なぜなら
それを捨てることは
自らの尊厳を捨てることだからだ
命は
必ず尽きる時がくる
しかし
尊厳は
おのれがおのれに何をしたか
それは魂の記憶として刻まれる
好きになるとはこういうレベルのことだ
自分が好きになったものに
最後には必ず砂をかけて逃げていく
できればひっかき傷の一つも残して
立つ鳥後をにごしっぱなし
そういう生き方をする人がいる
自分を好きになれない人だ
これも
その人の学校の勉強の一つだから
繰り返し繰り返し学んで
いつかはこの学校から卒業となるだろう
なんど繰り返すか
今生で卒業できるか
できなければ来世も繰り返す
好きになるとは魂がけのこと
自分の尊厳をかけて
生きる理由さえかけてすること
好きになるとは
心を捧げること
捧げたが最後
決して引き下げない
なぜなら捧げるという意味は
相手に渡すということだから
引き下げることはできないのだ
ダメな奴を好きになっても
貫けと言っているのではない
カルマの関係で
そんなのばっかりに引かれる人もいる
失敗は失敗だ
潔く認めるべきだ
この場合
清算は速いに越したことはない
でも
最後はきれいに終わろう
一度でも好きになった人の前で
醜い姿はさらさない
蜂のひと刺しなどもってのほかだ
あなたを汚す
それは深いあなたがあなたを許せない振舞だ
そしてできれば
この高いレベルの「好き」を生きる
このレベルをもってして
覚悟を決めて
「好き」と言う
安易に言うな
好きの安売りをするな
あなたがあなたの尊厳を生きる時
あなたがあなたの本当の「思い」を
捧げてもあまりある人が現れる
本当の好きとは
神が神に捧げる「思い」だ
♡♡♡
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